当店で20年来ご来店いただいているお客様には
幻となりつつある。
”利久団子”販売再開いたしました。
生前の祖父の話などでは、
朝生菓子(朝にお作りし、その日のうちに食べて頂く普段使いの生菓子。
豆大福などがそれに類する。並生菓子(⇔上生菓子)などとも呼ばれる。)
では、当店では”羽二重餅”と並び、
人気商品でしたがここ数年をお作りをしていませんでした。
ただ、販売を中止が長年続いた今でも、
昔からのご贔屓いただいているお客様には、
また、
”販売再開しないの?”
”何本からだったら、作ってくれる”
と必ずといって良いほど
ご意見を頂いております。
蓬の旬となり。1ヶ月ぐらいの限定販売ではありますが
しばらく、店頭にて販売いたします。
蓬を利用した、その旬の香り、また、蓬だからこそ出る
独特の歯ごたえ、
又黒糖餡の風味をお楽しみ下さい。
ところで、
なぜ黒糖味の和菓子には”利久”という
名がつくのでしょうか?
それは、千利休を偲び、
好みであろうとされて作られた茶まんじゅう(黒糖饅頭)を
”利久饅頭”といいます。
”利休”のその名をそのまま饅頭につけるのは
申し訳が立たないと理由でつけられたとか・・・。
日本人の奥ゆかしさがよく伝わってきますよね。
さくら餅(もち米製 中 粒あん)
日本の国花であり、日本人の心も表現してくれる桜。
桜餅は、関東では、江戸時代に隅田川畔の長命寺の僧侶がそこで取れた塩漬け桜葉を小麦粉製焼き皮の桜餅に巻いたものを由来とするのが一般的に多いようです。
一方、関西では道明寺(もち米を水漬けし、蒸し、乾燥し、割ったもの。戦国時代の携帯用保存食品、糒(ほしい)がもとになった。)桜餅を販売する店が多いようです。
道明寺のいわれは、
平安時代に菅原道真公の伯母(覚寿尼)が当時、住していた道明寺から、
道真公の居る大宰府に向かって毎日九州方面へ向ってご飯のお供えをしていました。
それをの周囲に分け与えていたようですが、それが無病息災に効くとされたのが
はじまりとか。
当社では、生米を水漬けし、蒸し、蜜に入れ蒸らしたものを使い、米のうまみを生かしております。
伊豆産大島桜葉の香り、あんの甘さと桜葉の塩味の調和が楽しめる和菓子です。
桜餅は、関東では、江戸時代に隅田川畔の長命寺の僧侶がそこで取れた塩漬け桜葉を小麦粉製焼き皮の桜餅に巻いたものを由来とするのが一般的に多いようです。
一方、関西では道明寺(もち米を水漬けし、蒸し、乾燥し、割ったもの。戦国時代の携帯用保存食品、糒(ほしい)がもとになった。)桜餅を販売する店が多いようです。
道明寺のいわれは、
平安時代に菅原道真公の伯母(覚寿尼)が当時、住していた道明寺から、
道真公の居る大宰府に向かって毎日九州方面へ向ってご飯のお供えをしていました。
それをの周囲に分け与えていたようですが、それが無病息災に効くとされたのが
はじまりとか。
当社では、生米を水漬けし、蒸し、蜜に入れ蒸らしたものを使い、米のうまみを生かしております。
伊豆産大島桜葉の香り、あんの甘さと桜葉の塩味の調和が楽しめる和菓子です。
製法
① もち米を洗米し、水漬けする。
② 蒸気にかける。
③ 着色した、蜜に入れ合わし、蒸らす。
④ 粒あんを③生地で包み、俵型に整える。
⑤ 桜葉を巻く。