和菓子 六本木・麻布青野総本舗

和菓子 六本木・麻布青野総本舗
創業安政3年(1856年)。今も東京、六本木で和菓子を作る老舗。

2013年3月18日月曜日

おはぎ(お萩)はじめました。 3/18~3/23

おはぎ(お萩)はじめました。


・あずきは ポリフェノールたっぷり
・きなこは 大豆イソフラボン 
・ゴマは セサミンたっぷり
※いずれも国内産を使用しました。




おはぎ(お萩・ぼた餅・牡丹餅)も
東京の老舗 和菓子屋 青野総本舗で。


お萩をお彼岸の時期に食べるのは・・・。
諸説ありますが、
農耕民族である日本人は、
米の田植えの前とその収穫後に
家族で無事の収穫への
思いとその喜びへの感謝から
食べはじめたという説もあります。


①どうして普段食べる”うるち米”でなく”もち米”なの?
もち米は江戸時代は
大変高価なものでした。
季節の変わり目にも
裕福な商人たちが
餅を食べたいと考えましたが
武士の生活の手前それができなく
杵で餅を搗いて音が出ないよう
今の米粒のままの”もち米”を
使用するようになったとされています。

②おはぎとぼた餅の違いは?
1.春の季節の花”牡丹”にあわせて”牡丹餅”
 秋の季節の花”萩”にあわせて”お萩”
2.芯が”うるち米”であれば”ぼた餅”
 芯が”もち米”であれば”ぼた餅”
 (芯がもち米の方が形がだれて、無数のひびが牡丹の花に似ているから) 
3.あんが”こしあん”の場合は”ぼた餅”
 あんが”粒あん”の場合は”おはぎ”
 (萩の花が咲き乱れる様子に似ているから)
※萩の花の女房ことば(上品な言葉)が”おはぎ”だから上品なイメージもある。
など、諸説有ります。