上生菓子 和菓子あじさい(紫陽花/アジサイ) 製造風景・工程 作り方
日本原産の花で、花の少ない梅雨時を代表する花。
咲き始めは白、次第に、緑、青、紫、桃色など微妙に色を変えることから
“七変化”とも呼ばれています。“あじさい”は、“あぢ”は“あつまる”。“さい”は“藍色”、
“藍色が集まる”から
命名されたと言われています。
製法
① 半錦玉羹(寒天に砂糖、水、水あめ、若干の白あんを加え煉ったもの。)を紫色に染める。
② ①を固化させ、さいの目に切る。
③ 求肥(もち米粉、水、砂糖、水あめを煉り合わせたもの) を賽の目に切ったものを白あんで包む。
④ ③の周りに②をつけ、錦玉羹(寒天に砂糖、水、水あめを加え煉ったもの。艶天とも呼ぶ。)で艶をつける。
⑤ ④の上に寒梅粉(餅を乾燥させたもの)を添え仕上げる。
白あんを練る
求肥を練り、流す
求肥を賽の目に切り、白あんで包む
青紫色に染めた半錦玉羹を流し、固化後、賽の目に切る。
求肥を包んだ白あんに賽の目状の半錦玉羹を付ける
艶天をかけ艶出しをし、氷餅をかけて仕上げる。
季節の上生菓子 紫陽花(あじさい アジサイほか)
和菓子の老舗 東京 青野総本舗