和菓子 六本木・麻布青野総本舗

和菓子 六本木・麻布青野総本舗
創業安政3年(1856年)。今も東京、六本木で和菓子を作る老舗。

2011年12月17日土曜日

上生菓子更新しました。11.12.17

上生菓子更新しました。11.12.17

星空(羊羹・浮島(蒸しカステラ流し合せ)


日本各地も急寒くなり、雪も各地で降り始めました。

寒い、澄んだ空気と、一面の雪景色では、より

星空も輝いているもの。


白玉椿(雪平(せっぺい 卵白入り求肥)製 白こしあん)


“椿”は、“春”の季語ですが、初冬から咲き始めます。

また、そのような早咲きの椿の総称して“寒椿”“冬椿”とも呼びます。

求肥(お餅)は羽二重粉を使用し、もち米粉の中でも粒子が細かく、

今回使用している、雪平は求肥に卵白、白あんを入れたもので、

求肥より白い仕上がりになり、また、細工をするのにも適しています。
 
三角帽(薯蕷煉切製 中 こしあん)


12月も暮れに近づくと街中に現れる真っ赤な三角帽。

和風に薯蕷煉切でお作りしました。芋の風味もご堪能ください。


柊 ひいらぎ(大納言小豆鹿の子製 求肥入りこし餡)


ヒイラギは漢字で書くと「柊」と書き、冬の木を代表する1つ。

鋭い棘のような葉は、少しあたっただけでも痛むが、このひりひりと痛むことを「ひいらぐ」と言い、

この意味から「ヒイラギ」の名前がついたという。


響(外郎製 中 黄味餡)

赤い三角帽が年末の風景なら、

ベルは年末の音色。金色の音色が響き渡ります。


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