初釜で食される主菓子です。
宮中や神社、公家などの正月行事に使われた菱葩
(ひしはなびら。菱形の餅と花びらに見立てた丸餅の組み合わせたもの。)
に由来し、明治時代に裏千家11世家元、玄々斎によって初釜に出されました。
菱葩は更に「歯固めの儀式」、齢を固める(長寿を願う)習わしとして、
猪、鹿、瓜、押鮎(おしあゆ)が食べられてきたものに始まります。
牛蒡(ごぼう)は押鮎に見立て、味噌餡は雑煮(関東の雑煮は吸物に角餅、
関西では白味噌に丸餅で食べられている)に
見立てています。
求肥は国内産羽二重粉(もち米粉の中でもきめ細かな粉を使用)してお作りし、
味噌餡は北海道産白手ぼう豆と、京都で220年余りの歴史を持つ”石野味噌”さんの白味噌を使用。
牛蒡は栃木産でミョウバンなどの添加物を使用しないゴボウを使用しました。
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